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2020/07/2520/07/25 『桑名空襲朗読劇』動画で配信

劇団すがお 感染症との共存見据え

 桑名市を拠点に活動する劇団すがお(加藤武夫代表)が今日25日午後8時から、会員制交流サイト(SNS)のFacebookライブで『桑名空襲朗読劇』をオンライン配信します。8月1日からは動画サイトYouTubeで録画を配信します。感染症予防で集客が難しい中、舞台とは違う表現方法を活用して戦争の悲劇を語り継ぎます。
 同劇団は例年8月に桑名空襲にちなんだ朗読や演劇を上演しています。しかし今年はコロナ禍のため、7月に予定していた公演も断念。朗読劇も開催が危ぶまれましたが「今後も感染症は起こりうる」ことを前提とし、同団初のオンライン公演に踏み切りました。
 加藤代表は「本来であれば、生の臨場感を楽しんでもらうのが演劇の醍醐味(だいごみ)だと思う。だが表現や語り継ぐ場を失うことは何よりも避けたい。今後もより良い方法を模索し続けたい」と話します。
 ライブ配信は同団団員、篠原史紀さんのFacebookにアクセス。視聴には会員登録が必要です。
 〓090―3957―2824篠原さん。

 劇団すがおは、12月5、6日に公演予定の『水郷燃ゆ~ナガシマ一向一揆の闘い』の出演者を募集しています。劇を“演じる側”として体験してもらうことで、裾野やファンの拡大を狙います。実践形式の演劇塾として稽古に参加、公演に出演します。7月31日まで。
 対象は桑名市に在住か、市民から推薦のある人で16歳以上。稽古は同団稽古場(桑名市芳ヶ崎)、市内各地区拠点施設で9月から週2、3回。参加費5000円(保険、打ち上げ代など)、中高生2000円。チケットノルマ有り。
 〓090―8159―4497加藤さん。

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