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2023/04/0823/04/08 改札に花飾って60年

川島町の羽木さん
「見て楽しんでほしい」

 四日市市川島町の羽木千鶴子さん(88)は、約60年近鉄伊勢川島駅の改札口に花を生けて、往来客の目を楽しませています。「一人でも楽しんでいただける人が居るのであれば、続けていきたい」と話しています。
 羽木さんは華道の池坊四日市支部に所属し、自宅で週1回ほど、教室を開いています。稽古に使った花を利用して生けています。
 70年ほど前、同市諏訪町で生け花を習い始めました。受講は毎週で自宅に飾るばかりではなく、往来客に見てもらえたらと考え、下車する同駅に飾ることに。
 水やりなどの手入れをしていると「いつも楽しみにしています」「ファンですよ」との声を掛けられたことも。楽しんでもらえることが活動の源にもなっています。

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