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2020/07/112020/07/11 しぜん保育の専門家が語り合う

 認可外保育施設『森の風ようちえん』(菰野町千草、嘉成頼子園長)が、『しぜん保育としぜんな暮らし』をテーマに、オンライン講演会を開催。およそ220人の聴講者らは、画面を通して熱心に耳を傾けました。
 講演会には、東京大学名誉教授で、保育や幼児教育に関わる人が学ぶエコカレッジぐうたら村の園長汐見稔幸さんと、写真家でキープ協会森の案内人でぐうたら村管理人の小西貴士さんを招きました。進行役は森の風しぜん学校校長の嘉成永慈さん。
 嘉成園長は「幸せに生きる力は全て子どもたちの体の中にある」と述べました。保育経験を通して子どもが火遊び、水遊びが好きなのは「人間になるためだ」と気付いたと言います。
 汐見さんは『からだ』について解説。遺伝子の働き、神経系の働き、微生物との共生などについて話し「嘉成園長が『からだ』をキーワードに保育してきたことはすばらしい」と評価。
 小西さんは資料を交えながら「自然を生かした保育から、存在を活かし合う保育に移行していくのだろう」と話しました。
 質疑応答では「どうすれば、いいこと、悪いことを子どもは分かってくれるのか」などと質問が寄せられました。
 今回の講演会はオンラインショップhttps://morikazekodomoen.stores.jp/から購入で,聴講できます。

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