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2022/12/1022/12/10 新スポーツパデルの日本代表に選出

伊藤友瞳さん(暁中2)
「大人の代表にも選ばれ五輪に出たい」

 四日市市の暁中2年の伊藤友瞳さんが、テニスとスカッシュの要素を兼ね合わせたニュースポーツ『パデル』の14歳以下日本代表に選出されています。「選出されてうれしい半面、もっと頑張らないといけないと思いました。将来、大人の代表にも選ばれたい」と話しています。
 競技は1970年代にスペインで考案されました。ルールはテニスとほぼ同じですが、コートの後方に強化ガラス、側面に金網などが設置してあり、壁面のバウンドを利用して打ち返すこともできます。
 富田小4年の時、兄の影響でテニスを始め、小6の時、所属クラブのコーチからパデルを紹介されました。壁を使うなど、テニスと考え方の違いに面白さを感じました。上達するにつれ、いろいろな打ち方をイメージすることに魅了され、競技に引き込まれていきました。
 攻撃的なプレースタイルでボレーを得意としています。昨年の全国ジュニアパデル大会U12―14の部で優勝、ことしの同大会で準優勝し、両年共、年代別の代表に選ばれました。
 昨年9月、メキシコで世界大会が予定されていましたが、コロナ禍により中止に。「中止は残念でした。来年の国内大会の成績で世界大会出場が見えてくるので、前向きな気持ちに切り替えました」
 2年後には名古屋市でアジア大会の開催も予定されています。「まずは代表に選ばれたい。10年後、五輪に正式種目に選ばれていたら出場したい」と話しています。
 四日市市三重の地域スポーツの活性化を目指すNPO法人アスリフォートに所属し、桑名市のコート、パデル桑名で週2回ほど練習しています。

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