ホームニュース
2022/11/1222/11/12 新スポーツ パデルの日本代表に選出
浅野七海さん(長島中2)
「五輪種目になれば出場したい」
桑名市の長島中2年の浅野七海さんが、テニスとスカッシュの要素を兼ね合わせたニュースポーツ『パデル』の14歳以下日本代表に選出されています。「パデルがいつか五輪の正式種目になったら、日本代表としてプレーをしたい」と話しています。
競技は1970年代にスペインで考案されました。ルールはテニスとほぼ同じですが、コートの後方に強化ガラス、側面に金網などが設置してあり、壁面のバウンドを利用して打ち返すこともできます。
長島北部小3年の時、友人に誘われてテニスを始めました。小5の時、パデルの体験会に参加し、魅力を感じました。「壁でのバウンドが地面と違い、最初難しいと思いました。ラリーが続いたり、壁によっていろいろな角度で跳ねるボールを拾ったりするのが楽しい」
プレーは守り重視で、チャンスがあれば攻めのスタイルにスイッチするタイプ。「コートの角は2回跳ねることもあり、難しい球でも打ち返すことができるようにしたい」
昨年の全国ジュニアパデル大会U12―14の部で優勝、ことしの同大会で準優勝し、両年共、年代別の代表に選ばれました。
昨年9月、メキシコで世界大会が予定されていましたが、コロナ禍により中止に。「世界の選手と戦えなくて残念でした。来年はカテゴリーが上がりますが、全国大会で優勝し、結果を残したい」と話しています。
同市和泉のコート、パデル桑名で週3回ほど練習し、四日市市の地域スポーツの活性化を目指すNPO法人アスリフォートに所属しています。