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2022/10/0822/10/08 まろやかな音色が魅力

若手ウクレレ奏者宮田翔平さん(海蔵地区)
15日 ジャズフェスにも出演

 四日市市海蔵地区の宮田翔平さん(15)は、ウクレレに魅了された一人。演奏を始めて2年ながら、若手音楽家の大会で優勝したり、楽器メーカーのアンバサダーに選出されたりし、活動の幅も広がっています。「ウクレレはまろやかで優しい音色が魅力」と話しています。
 海蔵小4年の時、音楽教諭のアレンジした童謡を弾いてみたいとピアノを始め、合唱コンクールなどの伴奏を担当していました。ウクレレとの出合いは2年前。コロナ禍で学校が一斉休校となった時期に、家に飾られていたものを弾き始めたことがきっかけ。
 洋楽やラテンナンバーを主として演奏し、右手で弦をはじく奏法ストラミングの速弾きを得意としています。「弾き方次第でさまざまなジャンルの曲が奏でられるのも面白さの一つです。強弱や抑揚など、もっと音に幅を付けられるようにしたい」
 2021年5月、名古屋市で開催された国内外の若手演奏家の大会での演奏が注目され、同6月、歌手大澤誉志幸さん、ギタリスト野村義男さんらが名を連ねるウクレレメーカーKUMUから声が掛かり、アンバサダーに就任。同9月開催の『Yokkaichi Teens Music Fes』のグランプリにも輝きました。「すごい人たちの中に選んでいただき、うれしい。ウクレレの魅力がたくさんの人に伝わるように演奏したい」
 15、16の両日、市内中心部で開催される四日市ジャズフェスティバルへのゲスト出演(15日午後3時40分~市民公園)、冬に愛知県大府市で開催のコンサートでのプロ演奏家とのセッションも控えています。「ジャズフェスはこれまでに見に行っていた舞台で、演奏できるのが楽しみです。これからも楽しく音楽を続けていきたい」と話しています。

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