代表銘柄『鈿女（うずめ）』で知られる蔵元伊藤酒造（四日市市桜町）で、『ＳＡＫＥＫＡＳＵディップ』が販売されています。リンゴ酸、酢酸の多い特殊な酒かすを使ったオリジナルのコンフィチュールです。
考案したのは、伊藤酒造女将の伊藤喜子さん（５７）。酒造りに関わる一方で、家族で味わえる商品を作りたいと、２００４年から地酒アイス、酒かす、米粉などを使った酒シフォン、奈良漬などを商品化し、販売しています。
ＳＡＫＥＫＡＳＵディップは、純米大吟醸ＵＺＵＭＥ―Ｒの貴重な酒かすを使っています。喜子さんは、発酵食品の酒かすを手軽で身近に感じてもらい、長期常温保存できるもの、無添加で甘すぎない商品を目指して試行錯誤を繰り返しました。「パンやクラッカーなどとの相性抜群です」といいます。
今後は「地元の特産品とコラボし、シリーズ化していきたい」と話します。
ＳＡＫＥＫＡＳＵディップは１個１００㌘１０００円（税別）。火水曜定休。
問い合わせは伊藤酒造〓〓（３２６）２０２０〓へ。