安坂山町の作詞作曲家ゆうきさん
地元の名所を全国に発信

亀山市安坂山町の作詞作曲家ゆうきよう（本名服部陽逸）さん（78）が、同市野登地区の風景や四季をテーマにした曲『野登山』を収録したＣＤを制作しました。「地元の名所、旧跡を地元のみならず、全国の人に知ってもらえたら」と話しています。
昨春、鈴鹿市の荒神山をテーマにした曲を制作の際、荒神山と野登山のつながりを知り、興味を持ち、これまでの歴史や旧跡などを調べました。
百選に選ばれた棚田があったり、戦国時代に焼き打ちにあったりなど面白みと、四季の風景の魅力を感じ、歌にしたいと思いました。
「出だしの歌詞『森の細道　名もない花を』に悩みました。曲のイメージが決まるところなので、何度か現地に足を運びました。
明るい曲調に声質が合うと、知人の月子さん（73）＝鈴鹿市自由ケ丘＝に依頼。月子さんは「歌詞の内容が良くて、とても歌いやすい」と評しています。
初披露は昨秋の同地区の敬老会。開催前に新聞折り込みで配布した歌詞と解説が書かれたチラシを持参した人や「ＣＤはいつ出るのか」と声を掛ける人もいました。
ゆうきさんは「これから本格的に生産します。鈴鹿市の神戸地区を歌った曲も盛り込もうと思っています。いずれ鈴亀地区のコンサートで２曲を披露したい」と話しています。
曲はゆうきさん主催で４月24日、四日市市で開かれるコンサートで披露される予定です。
ＣＤは３００枚制作。１枚１０００円。問０８０（６９５０）１６８８ゆうきプロモーション。