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2020/03/14桑工マシン快走

『全日本ゼロハンカー』7年ぶり入賞

桑名工業高校の機械研究部が、排気量50CC未満の自作車両で競う『全日本高等学校ゼロハンカー大会』で、2013(平成25)年以来7年ぶりとなる5位入賞を果たしました。唯一の3年生として大会に臨んだ岩野誉君は「車両がゴールに帰ってきたときは本当にうれしかった。最高の形で卒業でき、後輩たちに感謝したい」と喜びを話しています。
同部は12月に岡山県、2月に広島県で開催される、年2回のゼロハンカー大会への出場を主な活動としています。7年前に岡山の大会で3位入賞したのを最後に、予選も通過できないレースが長く続きましたが、「今年はマシンの出来、ドライバーの腕、何よりも学年の壁がない部員たちの『ワンチーム』の3要素がピタッとはまった」と顧問の松田悠吾教諭は話します。
本年度の2大会には3台の車両を投入。前回大会では耐久性、安定性を重視するあまり車重が重くなった反省から、新たに造った2台に改良を重ね、約50㌔の軽量化に成功しました。その新マシンが初戦の岡山大会で見事入賞。2戦連続入賞を狙った広島大会の予選突破は残念ながらなりませんでした。
新部長の大谷竜輝君(2年)は「先輩が残してくれた楽しい部活の雰囲気はそのままに、今回の成績を超える車両を造りたい」と意気込みを話しています。

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