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2020/03/14私の五輪の楽しみ方④

リオデジャネイロ大会陸上・マラソン出場
石川末廣さん


鈴鹿市と亀山市で五輪にゆかりのある人らに見どころや競技の魅力、裏側を聞く特集『私の五輪の楽しみ方』。最終回は2016年に開催されたリオデジャネイロ五輪陸上・マラソンで出場した石川末廣さん(40)=鈴鹿市徳居町出身=に聞いてみました。

―競技を始めた時期やきっかけは
合川小時代のマラソン大会で、いい成績を収めていました。天栄中には陸上部がなかったので、サッカー部に入っていましたが、市の駅伝大会にも出ていました。その際、稲生高校陸上部の顧問高鍋行方保先生から声を掛けられて始めました。
―競技の魅力は
体調、けがと戦い、きつい練習をやりきった自信を持ってスタートラインに立ち、レースで走りきったこと、結果が残せたことへの達成感が魅力です。
―東京候補の注目選手は
中村匠吾選手は地元三重出身ですし、私の母校の東洋大学の後輩の服部勇馬選手は、18年のプラハマラソンで一緒に走ったこともあり、縁のある2人に注目をしています。
―気になる他競技は
天栄中で所属していたことからサッカーですね。他はメダルが期待できる卓球、水泳、バドミントンです。
―五輪で感じたこと、楽しめたこと
応援してくださる人の多さ、反響がすごかったです。マラソンは最終日開催で、レース後すぐの閉会式も疲れていて、他競技の選手と、あまり交流できず残念でしたね。
―読者への五輪の楽しみ方の提案を
マラソンは後半の20~25㌔、30㌔手前くらいで、レースが動くことが多いので選手の駆け引きが見ものです。他国のトップ選手もそろうので、機会があるのなら、目の前で迫力ある走りを見てはいかがでしょう。沿道で応援する選手の名前を呼ぶと選手の励みや力になります。案外、聞こえているので、目が合うかもしれませんね。
―五輪を目指す若者、スポーツを長く楽しむ人たちへのアドバイスを
目標を持って取り組むことが大切です。続けるために何をするかなど、考えて取り組んだ姿勢は無駄にならず、スポーツ意外の人生にも役立つと思います。

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