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2020/02/081期生が2年間の過程を修了

四日市工業高校ものづくり創造専攻科の第1期生が3月24日、修了式を迎えます。11人の学生は専門分野の知識、技術を習得し、それぞれの道へ巣立ちます。
同科は平成30年4月、四日市工業高校内に設置されました。高度な専門知識とものづくりに関する幅広い技術、技能をもつ優秀なエンジニアを育成する環境を整備し、高校生が進路選択の幅を拡大し、自己実現を図ることができるようにと設けられました。専攻科は県内では3校目、工業高校としては初めてです。
1期生は11人。機械6人、電気5人。三重大学教員の専門的な授業、鈴鹿大学で英会話、64企業、団体の協働パートナーズの協力で企業の技術者や技能者による授業、企業訪問などで教育を受けました。専攻科には5軸加工機、射出成形機など工作機械を取り入れ、高度な精密加工やプラスチック加工方法を身に付け、プレゼンテーションのスキルも高めました。
修了研究に追われる中、学生らは「人前で話すことが苦手でしたが、プレゼン経験を重ね克服できた」「工場見学などで、現場で働く人の生の声が聞け、自分の将来像がみえてきた」「海外研修で視野を広げることができた」と2年間の学生生活を振り返りました。
修了生らは、TOYO TIRE桑名工場、ナカムラ工業図研四日市オフィスなどに入社が決まっています。

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