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2020/02/08井上ひさし作品上演

劇団すがお 戦争と神道テーマ『闇に咲く花』
22、23日 桑名総合福祉会館


桑名の市民劇団すがおの『闇に咲く花』が22、23の両日、桑名市総合福祉会館で上演されます。
井上ひさし作の同作は、明るい喜劇の中に戦争と神道というテーマを盛り込んだ作品。舞台は終戦後の東京神田。愛嬌稲荷神社の神主公磨は戦争未亡人をお面作りの工房に雇い、ヤミ米の買い出しまで手伝ってもらいながら神社を維持していました。そこへ、かつて職業野球のエースとして活躍し、南方で戦死したはずの一人息子が突然帰ってくる、というストーリー。
演出を手掛けた石垣正司さんは「日本は戦争で大きな被害を受けたが、一方で加害者でもあった。人の記憶は薄れていくが『忘れない努力』を続けることが大切ではないか」と公演への思いを話しています。
22日午後5時、23日午後1時開演。
チケットは前売り一般1500円、同シニア(65歳以上)1200円、中高生500円。当日はいずれも300円増し。NTNシティホール(桑名市民会館)、大山田コミュニティプラザ、サンシティなどで発売中。
〓090―3957―2824篠原さん。

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