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2022/03/26「未来の五輪選手輩出を」
桑名バレーボールアカデミー 長期的視点で選手育成
バレーボールの競技歴がある桑名郡市の教職員が中心となり、昨年4月に創設したクラブチーム『桑名バレーボールアカデミー』(KVA)。学区や年代を問わずに参加できる生涯スポーツの場であると同時に、長期的な視点で普及や強化、指導者の育成などを担います。「将来はオリンピック選手の輩出を」と意気込みます。
夜の明正中学校体育館。市内外から集まってきた中学生たちが、同じコートでボールを追います。現在、小学生(金曜)、中学生(月曜)、高校・大学女子(水曜)の3グループが、曜日別に練習しています。
KVAの発起人で代表を務める、多度中学校の加藤久校長は、長島中、明正中の勤務時代、中学生が指導する側となり、地域の小学生とともに練習する場を開設。この活動を起源とし、学区や年代の枠を取り払ったのがKVA。さまざまな世代をリンクさせることで「長期的な発展が可能になる」とします。
加藤代表は「コロナ禍で子どもたちが本来得られるはずだった、人と触れ合う場面や思いっきり楽しめる機会も奪われた。私自身、多くを学ばせてもらったバレーボールで地域に恩返しをしたい」と話しています。
KVAの見学、体験を希望の方はτ090―3448―8090加藤さんへ。