チャレンジショップ『いなこね』が23日、いなべ市北勢町阿下喜にオープンします。空き店舗を借り受け、ハンドメード作品を展示販売し、多目的スペースも備えた手作りのぬくもりあふれるショップです。
　運営するのは、いなべ子育て支援ネットワーク『いなこね』（服部純子代表）。これまで、７人のメンバーが情報発信をはじめ、子ども食堂、フードパントリー、マルシェなどの子育てイベントを開催してきました。活動を通して、手作りを楽しむ作家とお客さんのつながりを大切にしたいと出店を計画。知人の橋渡しで、同町のウッドヘッド近くの文房具店跡の空き店舗を借り受けることができました。
　地元の工務店や地域の人たちの協力で、壁を塗り直したり、窓を付け替えたり、約１年かけて準備を進めてきました。店内の棚や姿見なども近所の店から譲り受け、『いなこね』の看板は地域の人の手作りです。
　ショップにはアクセサリー、布雑貨、ドライフラワー、赤ちゃんのスタイ、リカちゃん人形の洋服などが並びます。23日は、対面でクッキーやパン、シフォンケーキも販売します。
　ショップの一角に設ける多目的スペースは和室の４・５畳。利用は要予約（有料）。
　服部さんは「子育て中のママに限らず、手作り品の委託販売を受け付けています。お気軽にお問い合わせください。駐車場はショップ近くの『桐林館』をご利用ください」。
　メンバーの後藤要枝さんは「23日は先着順でプレゼントを用意しています。ご来店お待ちしています」と来店を呼び掛けています。不定休。
　ショップは北勢町阿下喜１９９８―１。
　ω０９０―５１００―７３２２服部さん。