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2021/09/11大学休学し店舗経営
大野さん(桑名市)和歌山のゲストハウスで
桑名市陽だまりの丘7の中部大学3年大野真さん(21)が、和歌山県のゲストハウスでカレーを販売する『スパイス・スペース・ラボ』を今月から開店しました。大学を1年休学し、来年2月までの期間限定で店を経営。自慢の特製スパイスカレーを提供します。
スパイスカレーは、小麦粉で作るルウを使わず、複数のスパイスを組み合わせて野菜や肉とともに煮込んだ、大阪発祥とされるカレー料理。カレーが大好物で、県内外各地への食べ歩きをライフワークとする大野さん。高校3年のときスパイスカレーと出合い、その複雑に絡み合う味と香りに衝撃を受けたといいます。以来、発祥の地大阪で多種多様なスパイスカレーを味わっていましたが、コロナ禍でグルメ紀行も中止せざるを得なくなりました。
食べたいのに食べられない。ならば自分で作ってしまおうとスパイスを買い集め、巣ごもり時間を活用してレシピを研究。家族や友人らに振る舞ったところ大好評でした。さらに、これまで訪れた飲食店に頼み込み、メニューの一部として、またスペースを間借りして販売したところ、会員制交流サイト(SNS)などを通じてたちまち評判となりました。
大野さんがカレー販売で目指すもの。それは、食で世界中の人を幸せにすること。「スパイスの組み合わせは無限。色んな物が混じり合って新しいもの、素晴らしいものが生まれる。出会いも一緒だと思う。今回の販売を通じて自分自身も、食べてくれた人にも新しい気付きや変化を巻き起こしたい」と意気込みを話しています。
店舗は『ゲストハウスRICO』で検索。営業時間は午後6時~午後11時。インスタグラムで活動を発信中(spice space lab で検索)です。