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2021/08/28往年の名曲披露

八幡神社社務所再建コンサート
9月20日 NTNシティホール

 火災で焼失した、八幡神社(桑名市長島町)社務所の再建資金を募るコンサートが9月20日、NTNシティホールで開かれます。かつて東京で芸能活動をしていた同神社の諸戸貞典宮司(78・芸名神のぼる)と後輩歌手らが、再生への歌声を響かせます。
 鎌倉幕府4代将軍藤原頼経の父、道家が1245(寛元3)年に建立したとされ、桑名市の無形民俗文化財『八幡神社獅子舞』が奉納されることでも知られる同社。2020年4月に原因不明の火災で社務所が全焼。本殿への延焼は免れましたが、再建には約4000千万円の費用が見込まれます。
 神のぼること諸戸宮司は国学院大学在学中、神楽坂で流しの歌手として活動していたところプロダクションから声が掛かり、1969(昭和44)年に演歌歌手としてプロデビュー。デビュー曲『再会のブルース~わが恋やまず』は、テレビドラマの主題歌に採用されています。
 その後、漫才グループ『ぴんからトリオ』の元メンバー並木ひろしさんと結成した『並木ひろしとタッグマッチ』でボーカルを務め、数々のヒットを飛ばしました。
 諸戸宮司は「地域のより所であり文化継承の地でもある社務所の再建に、皆さんの力をお貸しください」と来場を呼び掛けます。
 チケットは全席指定で5000円。昼の部午後12時30分、夜の部午後5時開演。
 チケットの申し込み、問い合わせはτ090―5033―0543諸戸さん。

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