ホームニュース

2019/10/26空き校舎にカフェ

旧中里小に地域交流の拠点『ういこっちゃね』開設

2年前に閉校となった、いなべ市の旧中里小学校に、カフェ『ういこっちゃね』がオープンしました。運営するのは、地域おこし協力隊として県内外から移住してきた大道芸人の4人。かつて子どもたちの声でにぎわった学びやを、地域交流の新たな拠点として活用します。
カフェはランチールームを改修した一室で、カウンター8席とテーブル席が4つ。子どもが遊べるキッズスペース、市内イベントや観光案内のチラシなどを置くPRコーナーも設けられています。
「ういこっちゃね」は、地元で「ありがとう」を意味する方言。桑名出身で他の3人に移住を呼び掛けた近藤匡さん(34)は「横文字のおしゃれな店名も考えたが、親しみを持ってもらえることを優先した」と、地域とのつながりを重視。オープン記念として行われた、校舎前の花時計と花壇にシバザクラを植えるイベントには、住民ら約40人も参加して新たな集いの場の開設を祝いました。
4人のうちカフェの運営を担当する浜田優香さん(19)〓浜松市出身〓は「地域の人はもちろん、市外や観光客の人も気軽に立ち寄れて、いろんな交流が生まれる場所にしていきたい」と意気込みを話します。
営業時間は午前9時~午後4時。水曜休み。〓070―2795―7446ういこっちゃね。

ヘッドラインへ