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2019/09/28キンボールW杯日本代表に選出

鈴鹿市を拠点に活動するキンボールチーム『友夢想家(トムソーヤ)』所属の3選手が日本代表に選出され、10月27日~11月2日までフランスで開催されるW杯に出場します。
キンボールは直径122㌢の巨大ボールを使い、4人1組の3チームがコート内でサーブやレシーブを繰り返し、床に落とさないようにして、得点を競う球技です。
選ばれたのは、田中凌夢さん(24)〓四日市市采女町、榊原大貴さん(24)〓川越町豊田一色、山田恵梨華さん(27)〓鈴鹿市〓の3人。
田中さんは2017年の東京大会に次ぐ2回目。上手、横手、下手、それぞれ腕の振りが同じ軌道ながら、インパクトの瞬間に上下左右さまざまなコースに打ち分けるサーブが武器のエース格です。「流れを変える1本、試合を決定付ける1本を確実に決め、日本チーム全員で優勝を取りにいきます」
榊原さんは、本大会が初出場。ボールの軌道を読み、スピードを生かした俊敏なレシーブで、チームの窮地を救っています。「日の丸を背負う重圧とともに、世界大会を楽しみたい。必ず金メダルを持って帰ります」
山田さんは2015年のスペイン大会が初出場で今回で3回目。代表チームでは作戦の指示を出す司令塔。得意なプレーは守備で、少しでも床から浮いてレシーブできそうなら、スライディングするなど、積極果敢に挑んでいます。
「1戦1戦を大事に戦い、日本の速くて丁寧なプレーを見せ付け、確実に勝ち進みたい。女子は初回から前回大会までの9回、カナダが優勝しており、日本は4大会連続で銀です。ことしこそ、打倒カナダで初の金メダルを狙います」
W杯は隔年で開催され、日本代表は男女それぞれ12人を選出。男子は12カ国、女子は11カ国が参加し、優勝を争います。
『友夢想家(トムソーヤ)』は4歳~60歳代の男女約100人が所属。毎週金曜午後7時30分から石薬師高校で練習しています。

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