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2019/09/28地元の民話 紙芝居に

いなべ 童四ツ葉会が3作目を作成

いなべ市各地に残る民話を紙芝居にして伝えている童四ツ葉会(藤井とし子代表)が、3作目となる『銚子の滝の不動さん』を作りました。
同作は旧員弁郡教職員組合の国語教師らが編さんし、1985(昭和60)年に発刊された『いなべの民話』に収録されている物語の一つ。北勢町新町を源流とする青川上流の、通称“銚子の滝”に祭られていた仏像のいわれを伝えています。
登山家が撮影した写真によって2004年5月まではその存在が確認されていますが、翌年の土砂崩れで滝もろとも消失し、今では物語の中にだけ生きる幻の仏像となっています。
童四ツ葉会は、忘れられつつある地元の民話を語り継ごうと、幼稚園の元園長4人が13年に結成。大型紙芝居にして読み聞かせる活動を5年前から始めました。
藤井代表は「紙芝居が、ふるさとへの愛着を育むきっかっけになったらうれしい」と話しています。
読み聞かせの依頼、申し込みは〓090―4237―1481藤井さん。

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