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2019/08/24知ろう、学ぼう、地域の歴史

地域の歴史や文化が学べるイベントが今秋、桑名、いなべで開催されます。『学習の秋』に向け参加者を募集します。

■『久波奈名所図会』ウオーク

江戸時代の観光ガイドブック『久波奈名所図会(くわなめいしょずえ)』を使った歴史ウオークが10月27日に開かれます。主催する桑名歴史案内人の会(加藤重樹会長)は参加者を募っています。
図会は、連鶴の考案者で長圓寺の11世住職魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)が解説文を、鍋屋町の絵師工藤麟渓(りんけい)が挿絵を書いた、上、中、下巻からなる案内冊子。3冊の原本は1959(昭和34)年、市の有形文化財に指定されています。
これまで上、中巻を使ったウオークが開かれ、今回は下巻による第3弾となります。歴史案内人の解説で、久波奈名所図会と現代の姿を比較しながら9カ所余りを巡ります。
参加の受け付けは9月9日から。定員先着60人。参加費大人300円、小学生以下150円。
申し込み、問い合わせは(21)5416桑名市物産観光案内所。

■いなべ語り部の会歴史講座

ふるさといなべ市の語り部の会(伊藤忠会長)が9月から、全3回の日程で歴史講座を開きます。講座は、いなべ観光ボランティアガイド養成講座も兼ねており、希望者は受講後、ボランティアガイドとして登録が可能です。
同会は、いなべ市が誕生した2003(平成15)年、旧4町の一体感醸成などを狙いに活動をスタート。19人の会員が月2回の勉強会やフィールドワークで、地域の歴史を掘り起こしています。
講座の日程と内容は次の通り。
▽9月12日=治田鉱山、市内の神社▽10月10日=新制中学の現状、市内の顕彰碑▽11月14日=総括、フィールドワーク(員弁大池、笠田大溜、刻限日陰石)。 時間と場所はいずれも午後1時30分から、員弁老人福祉センター(員弁町笠田新田)。参加無料ですが事前申し込みが必要。各回とも開催の5日前まで。
申し込み、問い合わせは090―3583―2827伊藤さん。

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