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2022/05/1422/05/14 鈴鹿を頂点に①

三重ホンダヒート
平野選手(桑名市出身)
より高いレベルでプレーを

 スポーツの分野で日本一やカテゴリー昇格を目指して、鈴鹿市内のチームを新天地として選んだり、カムバックしたりした県内ゆかりの3人を紹介する特集『鈴鹿を頂点に』を連載します。1人目はジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン2の三重ホンダヒート(鈴鹿市)に今春、新入団した平野叶翔選手(22・桑名市出身)。新天地に懸ける思いなどを聞いてみました。
 ―入団の経緯は
 地元でプレーできるという最大の魅力と、少しでも自分を育ててくれた環境や支えてくれた人たちに、感謝を行動として伝えたいと思ったからです。
―ポジションと強みは
 スクラム最前列のPR(プロップ)です。タックル直後に相手が持つボールに絡み、奪うジャッカルです。
 ―ラグビーを始めたきっかけ
 父が高校時代、ラグビーをしていて、深谷小3年の時、父の先輩がコーチをしている四日市ジュニアラグビーフットボールクラブに、兄と弟と一緒に連れていってもらい、楽しさに気付き没頭しました。兄は一線を退きましたが、偉大で尊敬する選手でした。弟は私の母校の京都産業大学でプレーしています。
 ―京都産業大では主将を務めましたが
 23年ぶりの関西大学Aリーグ優勝も良い思い出ですか、一番は学生ラグビーの最高峰と呼ばれる国立競技場の大観衆の中で、試合ができたことです。多くの人のおかげで試合ができたこと、支えてくれ、試合で最高のパフォーマンスができた仲間に感謝しかないです。
 ―競技の魅力は
 どんな人でもできるところです。背が低い人、高い人、体格がいい人、頭がいい人など、特徴に合ったポジションを選んでプレーできるのが魅力と思います。
 ―チームを日本一に導くための意気込みを
 仕事と両立をしながら、より高いレベルでプレーできるようにしたい。まだまだ微力ですが、1年目らしく元気に一生懸命努力して、少しでも早くチームの力になれるよう頑張りたいと思います。
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