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2019/06/22全国に向けスタート切る

鈴鹿大に女子駅伝チーム発足
杜の都出場が目標


全日本大学女子駅伝出場を目指して―。鈴鹿大学に今春、陸上競技部女子駅伝チームが創設されました。部員数は3人ながら、全国大会出場に向けて、スタートを切りました。メンバーは「部員数を増やし、卒業するまでには、杜の都駅伝(全日本大学女子駅伝の通称)に出場したい」と意気込みます。
主将の加藤遥さん(18)=石川県出身=は「個人としては、上のレベルを目指し、強い選手になりたい。これから先もチームが続くように土台を作り、メンバーと一歩一歩、歩んでいきたい」。
遠藤みなみさん(18)=伊勢市出身=は「高校時代は大会に出られず、悔しい思いをしました。上を目指して頑張りたい」、留学生のムネネ・メリーさん(18)=ケニア出身=は「新潟産業大付属高校時代は県大会までしか出られなかったので、リベンジして全国に行きたい」と、それぞれの目標を立てています。
指導するのは同大専任講師でスポーツマネジメントを教える小野圭久さん(54)。選手としてはNTT東海や八千代工業などで活躍、指導者としては亜細亜大学時代の2006年、箱根駅伝総合優勝の実績を持っています。
昨春、鈴鹿大へ赴任した際、大学側から陸上部創設の打診を受けました。「期待を裏切れない」と、これまでの人脈などを頼りに奔走し、3人の入学、チーム発足にこぎ着けました。
「実力はまだまだですが、それぞれが再起を目指して意欲が高く、ブレがない。協力し合って、自信を付けていってほしい」と期待を寄せています。

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