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2022/03/2622/03/26 固い信頼 師弟の絆④

固い信頼 師弟の絆④
文化箏の岩田さん(津市)と中村さん(亀山市関町)、勝田さん(同市川合町)

 スポーツ、文化などで活動する師匠と弟子に出会いや信頼構築の秘けつなどを聞く特集『師弟の絆』。4回目は亀山市を拠点に音楽文化活動に取り組む文化箏華音流主宰の岩田亜古さん(57)=津市=と、弟子の中村美喜代さん(72)=亀山市関町、勝田圭子さん(61)=同市川合町=に話を聞いてみました。
 ―活動の指導、受講を始めたきっかけは
 岩田(以降岩) 東御幸町で音楽教室を開いていた母、村嶋恵美子の影響でピアノと箏を幼少から始めました。2003年から文化箏を始め、07年に文化箏華音流を発足した時から指導をしています。
 中村(以降中) 村嶋先生から大正琴を習っていました。15年ほど前に文化箏を勧められて始め、今は事務局を担当しています。
 勝田(以降勝) 7歳から親の勧めでピアノを始めました。大学受験時に村嶋先生からピアノの指導を受け、卒業後は先生のお手伝いをしながら、大正琴や文化箏の勉強をしてきました。華音流の発足時からメンバーとして活動しています。
 ―互いから見てどんな師弟ですか
 岩 いつも頑張って音楽の勉強をしてくれている生徒さんです。
 中 音楽に対していつも目を輝かせ、みずみずしい感性と好奇心に感服しています。
 勝 いつも前を見て、新しいことを考えているすごいパワーの持ち主です。
 ―長年師弟関係が続く理由は
 岩 母が築いてきた何でも話せるしっかりとした信頼関係が、続けられているからだと思います。
 中 生徒のことを親身に心配してくださる先生です。
 勝 先生の私たちへの思いと生徒の先生に対する互いを思いやる気持ちだと思います。
 ―今後の活動に期待していることは
 岩 いろいろな曲の演奏を楽しみながら、今まで以上に指導も手伝ってもらいたいと期待しています。
 中 今まで同様にたくさんのことに挑戦して、私たち生徒を振り回してください。
 勝 元気に生徒にパワーを見せてほしいと思います。

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