みえーる
2025/06/1325/06/13 映画制作のイロハ学ぶ 菰野ふるさと映画塾 15日まで
映画作りの基礎を学ぶ『菰野ふるさと映画塾』が13~15日まで、菰野町湯の山温泉のホテル湯の本や御在所ロープウエイなどで開かれています。
四日市市出身の瀬木直貴監督らが講師を担当。県内外から映像関連への就職希望者、会社員、高校生ら約15人が参加し、約10分の短編作品作りに取り組みました。
午前は作品のメインテーマ『壁』を基にし、自分が見たい作品の案を出し合い、『恋愛話』『自分探し』『死』など4つの共通項に沿って再度、企画を練りました。
「こうした方が分かりやすいかも」「映像が思い浮かびにくいね」など熱の入った意見交換がなされ、スランプに悩む映画監督、壁の向こうの世界への行き来に挑戦する中年男性などの話が再度出されました。
参加者の投票の結果、結婚を認めてもらうために旅館でのアルバイトに汗を流す若者、妻に先立たれ生や死について葛藤する夫などの話を柱に、脚本が構成されることになりました。
午後からはシナリオ作成班、撮影班に分かれ、シナリオの再構築、ロケ班や晴天時点での撮影などに取り組みました。
瀬木さんは「映画作りの楽しさを感じて、次の人生を歩むきっかけになれば」と話しました。
2日目は撮影、最終日には編集や音付け、試写会が行われる予定です。
会は同町フィルムコミッション『ロケーション応援団菰野(LOOK)』が企画し、9回目です。
写真は脚本制作のディスカッションの様子