四日市市の書家加藤子華さんの米寿を記念した展覧会『加藤子華　書の世界―書の美を求めて―』が菰野町のパラミタミュージアムで７月21日まで開催されています。
　加藤さんは日展第５科『書』の会員で、今春、休刊となった中日新聞四日市ホームニュースの題字も揮毫（きごう）しています。同館で書の企画展開催は初です。
　俳人松尾芭蕉の句や漢詩などをしたためた、20年ほど前から最近までに制作の58点を出展。加藤さんは「書く字から力強さを出したり、かすれなどの線の魅力を出したりしています。書の魅力を少しでも分かっていただけたら」と話しています。
　一般千円、大学生８００円、高校生５００円。中学生以下無料。
　問０５９（３９１）１０８８同ミュージアム。
写真は米寿記念の個展を開いた加藤さん