ホームニュース
2021/12/1121/12/11 団体金、シンクロ銀を獲得
世界選手権に初出場初優勝
相好トランポリンクラブの太村さん
鈴鹿市長太旭町の相好トランポリンクラブのコーチ兼選手の太村(たむら)成見さん(24)が、先月18日から21日までアゼルバイジャンで開催された世界トランポリン競技選手権大会に初出場し、女子団体で金を、ペア競技シンクロナイズドで銀メダルを獲得しました。「団体は前回も金を獲得し、期待値が上がっていました。新チームから私も加わりどうなるかと思いましたが、メダルを獲得でき、ホッとしています」と話しています。
団体の予選は、個人の予選がそのまま得点になる形式で、4人のエントリー中、太村さんは1番手で演技をしました。「ミスが許されないので緊張しましたが、決勝に向け少しでも点数を稼ぐため、高難度の技を全て組み込んだ構成で思い切って演技をしました。大きなミスもなくいつも通りの演技ができたと思います」
3人枠の決勝メンバーには残念ながら選ばれませんでした。「決勝は競技場横で見ているだけでしたが、誰も失敗できない緊張感の中、全員が良い演技をし、世界一になる場面を間近で見れて、すごく良い経験になりました」
シンクロナイズドは東京五輪日本代表の森ひかる選手とのコンビで出場。「自分の演技を安定してできれば、森選手が合わせてくれる状態でした。自身の演技を全てを出し切ることができ、今までで一番良い演技ができました。今後は子どもたちの目標となれるような選手を目指して、頑張りたい」と話しています。
太村さんは石川県出身。トランポリンの選手だった母の影響で小学生から競技を始めました。屈身の後方2回宙返り『パイクダブル』が得意技です。