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2021/10/0921/10/09 がん闘病の夫婦が初の二人展

三日市 山中さん夫妻
油絵と写真、俳句を展示

 共にがんと闘病している鈴鹿市三日市の山中幹雄さん(69)、鏡子さん(69)夫妻が初の二人展『がんがんロック展覧会』を14日まで、鈴鹿市役所市民ギャラリーで開催しています。幹雄さんは「がんに負けないで〝ガンガン行こう、69歳〟という遊び心でタイトルを付けました。コロナ禍でありますが、皆さんに見て元気になってもらえたら」と話しています。
 幹雄さんは8年ほど前から創作している携帯電話で撮影した身近な風景に俳句を添えた作品を出展。
 飯野神社の火祭り行事は『氏子連コロナよ去れとどんど焼き』、理事長を務める保育園の園児の風景を写した作品には『虫採りの子らは元気に夏過ごす』との句が詠まれ、年齢に合わせた69点が並びます。
 鏡子さんは40年続けている油絵を約40点出展。小岐須渓谷の水景、加佐登の調整池など地元の風景を描いた100号作品8枚の他、夫幹雄さんの肖像画、バラ、フランス人形などの静物画が展示されています。
 会場では、がん対策の募金活動も実施しています。

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