石油コンビナート関連の会社などの自主防災組織の技能を競う大会『石油コンビナート等における自衛防災組織の技能コンテスト』で総務大臣表彰最優秀賞、優秀賞を受賞した３隊が20日、四日市市役所を表敬訪問しました。
　最優秀賞に四日市臨海地区特別防災区域共同防災組織（昭和四日市石油四日市製油所）、優秀賞にＥＮＥＯＳマテリアル四日市工場自衛消防隊と四日市臨海地区特別防災区域共同霞隊（霞共同事業）が選ばれました。
　競技に参加した最優秀賞の昭和四日市石油の磯部良太警備防災センター班長は「目標を高く設定し、チーム一丸で取り組んだ結果だと思います。経験、技能を継承して、地域の安心、安全に貢献したい」と話しました。
　コンテストは７～９月にかけて各事業所で開催され、37組織が参加。危険物施設などの火災に対する高所からの泡放水を想定した競技で、正確で確実な操作や活動、各隊員の安全管理などをビデオ映像で審査しました。
　最優秀賞の受賞は東海・北陸地方のコンビナート事業所からは初で、同地区の３つの組織が総務大臣表彰を受賞するのも全国で初めてです。