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2024/12/1724/12/17 泗商生がビジネスプラン提案 近鉄百貨店四日市店へ

 四日市市の四日市商業高校で16日、2年生が近鉄百貨店四日市店へ、ビジネスプランを提案する授業に取り組みました。
 高崎商科大学経営学科の髙見啓一准教授、東海学園経営学部の岡田一範准教授、中小企業アドバイザーで実学実践探究舎の岩崎美友紀代表らがアイデアを提案するコツとして「顧客と同店双方のメリットを意識する」「四日市店を中心に広い視野で考えよう」「プレゼンは熱意を持って」などと解説。
 6クラス約240人の生徒は、同店の店長として売り上げや利益向上を目指す『会計』、注目させる販売促進策を考える『情報』、新規テナントを考える『流通』の3コースに分かれ、アイデアを出し合いました。
 最初、提案に自信なさげでも、共感や追加意見などで形が見えてくるにつれ、議論の熱量が上がっていく姿も見られました。
 クラスごとの優秀案として、『買い物に集中してもらうため託児所を設置』『ファッションショーの開催』『韓国料理やグッズの販売』などの6案が、ターゲット層や費用対効果も合わせて発表されました。
 生徒のアイデアを聞いた同店の樋口健治営業部長は「視野を広く持って考えていただけました。韓国料理やグッズなどのニーズがあるのを再確認できました」と話しました。
 課題研究の授業として、将来の起業家育成につなげることを目的に実施され、今年度で4回目。これまでに同店のアプリを使用したお薦め商品公開の充実化が実践されました。
 23日午後1時30分から同店で、中学高校生を対象とし、600円~2千円の買い物券が入ったカプセルトイの販売も実施予定です。
 問059(353)5151同店。
写真はビジネスプランを考える授業に取り組んだ生徒ら

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