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2021/08/1421/08/14 ディズニー歌姫に抜てき

鈴鹿市出身の清水美依紗さん
「一歩踏み出す勇気と優しさ伝えたい」

 鈴鹿市出身の音大生、清水美依紗さん(21)が、ディズニー作品のプリンセスたちにスポットを当てた世界的な祭典『アルティメット・プリンセス・セレブレーション』の日本版テーマソング『Starting Now ~新しい私へ』の歌手に抜てきされました。歌に懸ける思いや今後の目標について聞いてみました。
 ―テーマ曲を歌うことになったきっかけは
 米国ニューヨークの留学を終えて、帰国した際、ディズニーの楽曲、好きな曲などを動画サイトに投稿したら、運良く多くの方に聞いていただき、その中にディズニーの方もおられ、今回のお話をいただきました。
 ―歌唱の打診や本採用の結果を受けた時の感想は
 率直にうれしかったし、母が喜んでくれたのがとても良かったです。小さい頃からディズニーが近くにあって、たくさんの作品から勇気や夢をもらいました。心温まることが多かったから、今回自分が「誰かにそれを届ける側になるんだ」と感じました。
 もちろん責任感や不安もありましたが、今回の日本版テーマソングでディズニーのプリンセスたちの「一歩踏み出す勇気と優しさ」が、たくさんの人に届くのかなと思うとワクワクしました。
 ―歌詞の翻訳も手掛けられましたが
 歌詞の翻訳は初めてで、英語詞をしっかり理解し、日本語訳を歌にはめるのは本当に難しかったです。サビの「後ろ振り向かず~」は、すごくシンプルだけど、スッと誰かの耳に入った時に優しい気持ちになれるよう意識しました。
 ―楽曲のお披露目をしての思いは
 初歌唱の時は本当に緊張しましたが、いざ歌い終わってみると、やっと届けられたという、うれしさと自分が改めて歌手としての一歩を踏み出したんだという実感が湧いて、感極まり泣いてしまいました。
 ―音楽への思い、心掛けていることなどは
 歌に関しては常に立ち止まることなく追求を続けています。年々聞く音楽も幅広くなっていますし、留学でミュージカルを学んだことで、歌だけではなく演技への向き合い方もすごく変わりました。
 秋には舞台も控えているので、歌はもちろん演技の追求もしていきたいです。一人の表現者として心から表現を楽しんで歌や物語はもちろん、清水美依紗という歌手、そして役者としての人生の一部を皆さんに見てもらいたいです。
 ―地元の皆さんへのメッセージを
 今まで、たくさんの方に、応援していただいて、「まだか、まだか」という声も聞いていたので、大変お待たせしてしまいましたという気持ちです。
 地元、三重を背負って日本だけではなく、世界へも羽ばたいていきますので、これからも見守っていただけたらうれしいです。コロナ禍で、いつになるか分かりませんが、地元でコンサートを開きたいです。
    ◇
 祭典は『勇気と優しさ』をテーマに、ディズニー作品やヒロインに関するイベント、動画配信を世界規模で行うもので、来夏まで開催。テーマ曲は6月からWebサイトで配信しています。
 清水さんの最新情報は『清水美依紗 ユニバーサル ミュージック』、楽曲に関しては『ディズニー UPC』で検索してください。

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