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2024/12/1424/12/14 新後継者紹介桑員レガシー16
花甚の伊藤文人さん
花で笑顔を咲かせたい
伝統を受け継ぎながら新たな発想を盛り込み、文化やビジネスなどの分野で尽力する人を紹介する特集『桑員レガシー』をお届けします。第16回は、桑名市北寺町の花甚の伊藤文人さん(42)を紹介します。
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後継のきっかけは―
花屋の長男として生まれましたが、両親は「花屋をしなくてもいい」と言っていました。幼少の頃、配達についていったり、中学、高校時代に仕事を手伝ったりして、将来は「花甚を継ごう」と思っていました。
やりがいは―
お客さまに商品を渡した時、笑顔になられて「ありがとう」と言ってもらえることです。
工夫している点は―
花にもよりますが、入荷したての花はもちろん、2、3日までの商品をなるべく並べて、常に鮮度の良い、季節の花を店頭に置いています。亜熱帯地域が原産のシダ植物のビカクシダというシカの角のような形をした葉の観葉植物も置いています。格好良さから男性にも人気です。
今後の目標は―
当店の花を買っていただいたお客さまが笑顔になって、花を渡されたお客さまも笑顔になれるように、皆さまのご要望にもっと、お応えできる花屋にしていければと思います。