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2021/07/1021/07/10 メダル獲得へ
ハンドボール女子五輪代表おりひめジャパンに選出
バイオレットの2選手
ハンドボール女子日本代表おりひめJAPANの内定選手に、三重バイオレットアイリスから石立真悠子選手(34)、原希美選手(30)の2人と櫛田亮介監督(44)が代表コーチとして選出されました。選手には25日から始まる五輪への意気込み、コーチには選手の評価などを聞いてみました。
―代表に選ばれた感想は
石立真悠子選手(以降石) コロナ禍で日本が苦しい時だからこそ、代表の責任と誇り、感謝を持って戦い、皆さんに元気や感動を届けられるようなプレーをしたい。これまで思いを託してくれた人たちと一緒に戦いたい。
原希美選手(以降原) うれしい気持ちでいっぱいで、『やってやるぞ』という気持ちです。これまで一緒に戦ってきたメンバーの思いも背負って頑張りたい。
―代表での役割やチームから求められていることと、自身の長所、武器は
石 苦しい時に勢いを、焦っている時には落ち着きを与えられる存在でいること。1対1の強さ、ゲームコントロールなどです。
原 リーダーシップとディフェンスでの存在感。体を張ったディフェンスとゴールから遠い位置で相手を抜いてシュートを打つアウトカットインです。
―バイオレットに還元したい代表での経験などは
石 勝ちに対する執念です。
原 リーダーシップやメンタル面です。
―五輪への抱負は
石 メダルを取り、日本のハンドボール界の歴史をさらに進めて、次の世代につなげていきたいです。
原 メダルを取り、ウルリックJAPANになってからの5年間の集大成を全てぶつけます。
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櫛田コーチの評価
石立選手は海外でのプレーなど経験が豊富。攻撃の司令塔、精神的支柱としての活躍を望みます。原選手はプレー外では、いろいろな面でのチームの顔として、プレーではディフェンスの柱として期待しています。
自国開催で出場できるのは一生に一度でしょうから、全てを懸けて楽しんでほしい。
応援してくださる皆さんには、世界のトップがそろう大会に、日本がどう立ち向かうかを見てもらえたらと思います。
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石立真悠子 福井県出身、2001年から世代別代表に選出、09年から日本代表に。14年から海外でプレー。
原希美 宮崎県出身、06年から世代別代表に選出され、13年から日本代表でプレー。代表主将は16年から。