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2021/06/2621/06/26 一度しかない人生、やりたいことをやろう

 さわやかな水色の外観のサンドイッチ専門店『いつもサンド』(四日市市滝川町)が5月、オープンしました。店主の須藤萌さん(29)は家族の支えのもと「四日市で愛される店を目指しています」と、手作りサンドイッチの追求を続けます。
 「いつか自分のお店を持ちたい」と、サンドイッチ専門店など飲食関係に就き、経営のノウハウを身に付けるなど少しずつ準備を進めていました。会社勤めをする夫とは4年前に結婚。休日を利用して2人で国内外で食べ歩きをしてきました。
 昨年、待望の子宝に恵まれ元気な男の子を出産しました。ところが出産時、母体に異変が生じ「意識がもうろうとしていくのを感じました」。命の危機を経験しましたが、医師の的確な判断と処置で元気を取り戻すことができました。
 子育てを楽しみながら「一度しかない人生、やりたいことをやろう」と大好きなパンをベースに、思い切ってサンドイッチ店の出店を決意。保育園のお迎えは義母、総菜系サンドは実母と一緒に腕を振るいます。父、きょうだい、親戚、休日には夫も手伝います。愛情あふれる両家の家族の協力が大きな支えとなり夢が実現しました。
 「神戸で食べたパンが忘れられず、取り寄せています」など、自身で確かめたパンを国内外から仕入れ。フルーツ、総菜とサンドする具材によってパンを変えます。
 須藤代表は「家族みんなで心を込めて、皆さまに喜んでいただけるよう作らせていただいてます。気軽にお立ち寄りください」と話します。テークアウトのみ。
 営業は木、金、土、日曜の午前9時から、売り切れ次第終了。
 問い合わせは同店〓〓(340)5030〓へ。

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