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2024/10/1224/10/12 昔遊びをスポーツで普及したい
スポーツ鬼ごっこの魅力を聞く
三重スポーツ鬼ごっこ愛好会代表の中畑富行さん
四日市市楠町北五味塚の中畑富行さん(43)は、子どもの頃に親しんだ遊び『鬼ごっこ』をスポーツとして楽しめるようと、三重スポーツ鬼ごっこ愛好会を設立し、普及に取り組んでいます。競技の魅力などを聞いてみました。
競技を始めたきっかけは―
2015年ごろ、子どもたちが競技スポーツを本格的に始める前に取り組んでおいた方が良い運動遊びを指導するため、何かないか探していました。運動資格講習で知り合った知人がFacebookにスポーツ鬼ごっこのことを投稿しており、すぐに調べてライセンス資格を取得しました。
連盟を発足した理由は―
県内で普及を進めるため、愛好会を設立し活動していました。普及もある程度進み、まだ広がりが少ない近畿地方へのサポートや競技人口の多い愛知県との連携も担う必要を感じ、23年に連盟を立ち上げました。
競技の魅力は―
道具を使わない分、運動が苦手な人にとってハードルが低く、鬼ごっこの特性上、小学生から大人まで多世代で混ざって競技を楽しめるのが一番の魅力です。スポーツ鬼ごっこは『リスペクト』『セルフジャッジ』『楽しむこと』の三本柱を掲げており、お互いの存在を尊重することで、年齢差が生じていてもハンディを付けたり、手を抜いたりするなどの必要がありません。全国各地では世代別での大会も盛んで、より高い競技力の向上を目指しているチームも多く存在しています。
今後の課題や目標は―
県内、特に四日市市でスポーツ鬼ごっこに取り組むチームやサークルを増やすことが課題です。来春、本年度の県内ナンバー1を決める『とこおに大会』を津市で開催予定です。