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2021/06/2621/06/26 読んだ後食べたくなる!?
庄野羽山樋廻さん
絵本『さるシェフのオムライスやさん』発刊
鈴鹿市庄野羽山のひばさみりさ(本名・樋廻里彩)さん(18)が先月、絵本『さるシェフのオムライスやさん』を書籍出版社みらいパブリッシング(東京都)から刊行しました。「親子に読み聞かせで楽しんでもらえたら。読んだ後にオムライスを食べたくなったらうれしいです」と話しています。
物語は動物たちの体の大きさに合わせて、おいしいオムライスを作るシェフのサルが主人公。小さなハムスターからの依頼にも応える姿を通して、相手への思いやりを描いています。
飯野高校時代に制作した物語がベースで、昨年の絵本出版賞絵本部門で優秀賞を獲得し、出版への運びとなりました。
A5判、30㌻、1430円(税込み)。市内の未来屋書店鈴鹿店、TSUTAYA鈴鹿中央通り店、コメリ書房鈴鹿店、BOOKSえみたす鈴鹿店、フリマアプリメルカリで購入できます。
小さい頃から絵を描くのが好きで、同校1年からオリジナルの物語の創作活動に熱を入れ始めました。制作はイラスト、映像など多岐に及んでいます。
同校3年の時、動物人形を使ったアニメコンクール『ハイスクール・アニメーション・コンペンション2020』で奥田誠治賞も受賞。「祖母からもらったサルのぬいぐるみに思い入れがあり、動物を物語に使うようにしています」
現在、名古屋芸術大学芸術学部で、デザインなどを学んでいます。「『さるシェフ』のシリーズ化ができたらうれしい。大学で学んだことを生かしてアニメも制作したい。1つに絞らず、さまざまなことができるクリエーターになれたら」と目標を掲げています。
本の問い合わせはTEL03(5913)8611みらいパブリッシングへ。