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2024/09/1424/09/14 ジャズフェスはこう楽しんで
10月19、20日『四日市ジャズフェスティバル』
2代目実行委員長清水浩之さんに聞く
四日市市の市街地を中心に10月19、20の両日開かれる音楽イベント『四日市ジャズフェスティバル』。昨年節目の10回を終え、ことし新たな一ページを刻みだします。今回から二代目実行委員長に就任した清水浩之さん(53)=同市ときわ2=に楽しみ方などを聞いてみました。
フェスの概要は―
会場は市内の中心街で、これまでの市民公園から諏訪公園をメイン会場にします。19日は10会場、20日は14会場で、ゲストミュージシャンを含めジャズにとらわれず、さまざまなジャンルの約120組が出演を予定しています。ことしは『融合』がキーワードで、キャッチコピーは『こころ結ぶ 響き合う 音と街とのハーモニー♪』です。
楽しみ方は―
9月23日に三浜文化会館で『はじめてのジャズフェス~四日市ジャズフェスティバルの楽しみ方~』というイベントを開きます。フェス実行委員がジャズフェスの魅力、ゲストの紹介、会場ごとの見どころなど、当日の楽しみ方をレクチャーします。ビッグバンドワークショップ受講生の演奏もあります。参加は無料ですので、参考にしていただければ。
過去と違う点は―
初日のオープニングに商店街を演奏しながら歩いて諏訪公園を目指すパレードをします。オリジナルクリアファイルを進呈するスタンプラリーや昨年から始めた10代の出演者のみのティーンズ会場(ふれあいモール)も設けます。
二代目としての意気込みは―
昨年の第10回で実行委員長を退いた柳川平和さんから受け取ったバトンの重責を感じながらも、これまでのジャズフェスとは一味も二味も違った、幅広い世代の方が楽しめる音楽フェスを実行委員の皆とともにつくり上げていきたいです。
今後の展開は―
四日市市の秋のイベントを代表する一つとして皆さんに知っていただき、県内外から、たくさんのミュージシャンや観客を呼び込める魅力あるフェスティバルにしていきたいです。そのためにイベントの質を高めると同時に、市の魅力も発信していき、決して通過する街ではなく、目的地として来てもらえるような街にし、市全体を盛り上げていきたいと考えています。
現在進められている近鉄四日市駅前の再開発工事の影響で、いろいろと制限がある中での開催となりますが、大四日市祭りのように商店街との一体化での盛り上げ、世代間やさまざまな音楽ジャンルとの〝融合〟を体感していただけるよう、実行委員一同準備を進めていますので、会場で生の音楽に触れてみてください。