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2021/05/222021/05/22 桃色クローバー咲かせる
園芸職を約40年続けてきた清水万寿男さん(65)〓四日市市川島町。5年かけて、オリジナルの“桃色クローバー”の花を咲かせました。
清水さんは農作業中、うっすらとピンクの色素を含んだクローバーに目が留まりました。ピンク色のクローバーを咲かせてみようと家に持ち帰り、試行錯誤を繰り返しました。年月をかけ、より濃いピンクの花を付けるようになり、清水さんは“桃色クローバー”と呼んでいます。
クローバーの中でピンクの花を咲かせる『アカツメクサ』は、花茎に数枚の葉をつけますが、清水さんが栽培する桃色クローバーの花茎には葉がありません。ピンク色のシロツメクサです。
1年ほど前、花は白色ですが4枚以上の葉が出る確率が高いクローバーを入手し、こちらは挿し木で増やしました。
「今度は桃色の花を咲かせるクローバーと四つ葉以上の葉が出るクローバーを一つにしたい」と取り組んでいるところです。
清水さんは60歳を節目に、観葉植物生産を退き、ブルーベリーの摘み取り園、稲作に主軸をおき、長年の知識と経験を生かし、鉢物栽培もしています。
ピンク色のクローバーは『ラッキー桃色クローバー』として、JAみえきた直売マーケット四季菜で販売しています。