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2021/04/10『桑工ゆめ鉄道』出張運行
最後の思い出づくりにひと役
桑名工業高校の生徒が3月27日、ミニ電気機関車の出張運転を四日市市の下野幼稚園で行いました。3月で19年間の活動に幕を閉じた同園の子育て支援事業『めだか組』の子どもたちの、最後の思い出づくりにひと役買いました。
同校は地域貢献活動として毎月1回、三岐鉄道西藤原駅前広場でミニ電気機関車の運行『桑工ゆめ鉄道』を開催。かつて同鉄道職員有志が行っていた取り組みを引き継ぐ形で、2017年にスタートしました。機械系と電気系の生徒有志が授業で学んだ技術や知識を生かし、鉄道ファンや子どもたちを楽しませています。
この日はめだか組を利用していた親子はじめ同園の4、5歳児が乗車。園庭に現れた特別列車に乗り込み、お母さんたちに手を振っていました。
運転士を務めた機械科3年の安澤大地さんは「われ先に乗ろうとする、子どもたちの喜ぶ姿が活動の原動力です」と話しています。
『桑工ゆめ鉄道』の開催日は、同校ウェブサイトから確認できます。