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2020/11/1420/11/14 戦争の記憶次世代に

27~29日 桑名市遺族会が戦後75周年事業

 第二次世界大戦終結から75年の節目となる今年。薄れゆく戦争の記憶を次世代へとつなぐ催しが27~29の3日間、くわなメディアライヴで開かれます。
 戦没者の遺族らでつくる桑名市遺族会(伊藤早苗会長、写真)と同市社会福祉協議会が『戦後75周年事業』として開催。戦時中の教科書、帰還を願う千人針、焼夷弾模型などの展示、しょうけい館戦傷病者史料館(東京都)から貸し出された戦中、戦後の体験談の映像を上映します。
 このほか会期後には、遺族会会員の体験談と伊藤会長のメッセージ動画、小中学校の平和教育に活用できる動画も作成する予定です。
 伊藤会長は「遺族会メンバーも今や高齢。『これが最後かも』と思いながらの活動が続いている。今の日本の平和と自由は当たり前じゃない。多くの犠牲があったことを、特に若い人たちに知ってほしい。命の大切さ、戦争の愚かさを伝えたい」と話しています。
 〓(22)8311遺族会事務局(桑名市社会福祉協議会)。

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