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2021/05/2221/05/22 収益を福祉に

作詞作曲家小山さんと演歌歌手加賀城さん
コラボCD制作

 売り上げを福祉に役立てて―。福祉施設で働きながら作詞作曲をしている小山富弘さん(54)=鈴鹿市肥田町=と、演歌歌手加賀城美鈴さん=同市白子=がコラボしたCD『美鈴、咲きます/歌旅(たび)の空から』をリリースしました。売り上げは中日新聞社会福祉事業団に寄付予定で、小山さんは「大きな貢献にはならないが、地元でも何かができることの発信になれば」、加賀城さんは「少しでも皆さまの役に立てたら」と話しています。
 コロナ禍で芸能活動が縮小傾向の中、自分たちでできることはないかと模索していた小山さん。かねてから親交のあった加賀城さんに声を掛け、社会貢献も兼ねたCDを制作をすることに。
 『歌旅の~』は歌のキャンペーンで各地を巡る一人旅の様子を、人生に重ね合わせた詞で、JR岐阜駅前の大型ビジョンで放映されるCMのBGMにも採用されました。『美鈴、咲きます』は絆などの人間愛をテーマにしています。
 曲調はポップス調で、小山さんは「ど演歌風でなく、加賀城さんに新しいジャンルに取り組んでもらえたらと作りました。加賀城さんのステージのライブ配信もできたらと思っています」。
 加賀城さんは「テンポの速い曲は好きなので、新たな一面を出すことができてうれしい。コロナが収束したら慰問やチャリティーコンサートを開けたら」と話しています。
 小山さんは、25歳でキングレコードから自作曲を発表。10年ほど前、四日市市にレーベル『SUMレコード』を設立。地元アーティストの歌を紹介するインターネット番組『ソング・サム』を配信しています。
 加賀城さんは『女の演歌道』で2004年にキングレコードからデビュー。14年『女の漁場太鼓』、18年『盛り場女恋占い』などを発表しています。
 CDはカラオケ込みの4曲入りで1000円。問い合わせは電子メールaisoru7@yahoo.co.jpへ。

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