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2021/05/0821/05/08 ハンディの有無は関係ない

自叙伝出版
鈴鹿市矢橋  小倉さん

 電動車椅子サッカークラブMAX代表の小倉健睦(本名小倉健)さん(46)=鈴鹿市矢橋=が、自叙伝『私もみんなの役に立ちたい【前向き障がい者】の頭の中』を幻冬舎ルネッサンス新社=東京都=から発刊しました。「これまで生きてきた教訓をまとめてあります。生きるにはハンディのあるないは関係ないと思います。前向きに生きる大切さが伝われば」と話しています。
 小倉さんは8カ月の早産で2歳の時、脳性まひの認定を受け、手と脚が不自由な状態ながら成長しました。
 本にはイオンモール鈴鹿内の福祉店の店長としての勤務や車椅子サッカー団体の立ち上げなどに尽力した半生を振り返り、生きてきた教訓、感じた不平等さ、これからの生き方への挑戦などを8章にわたり、エッセー風にまとめてあります。
 元々、半生を書きたい目標はありました。2019年、サッカー団体が文部科学省から優良団体として表彰を受けたことで、周囲からの後押しもあり、自叙伝として出版することに。
 「世に残る物を作れてうれしい。コロナが落ち着いたら講演活動も再開したい。本を基に映像化もしてもらえたら」と話しています。
 本は新書判、178㌻。880円。通販や鈴鹿市内の大型書店で購入できます。
 問090(1283)2334小倉さん。

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