ホームニュース
2021/04/1021/04/10 とこわかへのエール⑤
理学療法士 川浦友紀さん
親子で一生一度の記念に
亀山市みどり町
今秋、国民体育大会三重とこわか国体・全国障害者スポーツ大会三重とこわか大会が県内で開催されます。両大会を支えるボランティアや施設管理者などに、大会への思いを聞く『とこわかへのエール』の最終回は、移動が不自由な選手らをフォローする移動支援ボランティアとして参加する理学療法士の川浦友紀さん(亀山市みどり町)に聞いてみました。
―活動予定について
視覚に障がいがある人や車いすを使われる人の介助、誘導などを行います。駅では改札とバス間のサポート、競技会場では乗降車と座席間の介助を行う予定です。
―参加のきっかけは
子どもがボランティアさんにお世話になっていたり、友人が福祉活動をしていたりして奉仕活動を身近に感じていました。自分も何かできることはないかと思っていた時に移動支援の募集を知りました。移動支援ボランティアは大会初の取り組みで、皆と同じスタートラインなら、私にもできるかなと参加することに。福祉施設で勤務していたので車いすの移動などは経験があります。
―大会への思い入れはありますか
息子が知的障がい者のバレーボールチームで大会に出場します。一緒に大会に携われるのは、一生に一回だと思いますので記念になればとも感じています。
―とこわか大会の見どころとしては
理学療法士として、障がいがある人と多く接してきました。ハンディキャップがある中、スポーツに取り組むことや人の体のすごさを感じました。そのすごさを、この大会で間近に見られると思いますので、国体、とこわか大会に興味を持ってもらえたらと思います。
―三重県選手らに応援のエールを
記録、勝ち負けもありますが、精いっぱい実力を出し切ってもらえたらと思います。
◇
特集『とこわかへのエール』は今回で終了です。