藤原　昇平さん
相好体操クラブ

　今春から同クラブ四日市教室のヘッドコーチに昇進しました。「基本を重視し、選手自身で考え、次につながる指導をしていきたい。セカンドキャリアも含め、一人一人の夢に一歩でも近づけるようにサポートしたい」
　選手時代の得意種目は、あん馬や鉄棒。早稲田大学や同クラブの主将も務めました。周りが取り組まない難度の高い技に挑戦するのが信条。２０２０年の選手最後の試合では成功率５％といわれる鉄棒の技にトライし、完璧にこなしました。
　「子どもたちにも、何かにこだわり、信念を持って打ち込んでもらいたい。試合で結果を出すには練習、試合会場の環境と運も必要と考えます。日常から試合を想定し、徳を積むようにし、人間としての成長も促したい」と話しています。