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2021/03/1321/03/13 とこわかへのエール③

鈴鹿高専動画同好会
競技のPR動画を制作

 今秋、国民体育大会三重とこわか国体・全国障害者スポーツ大会三重とこわか大会が県内で開催されます。両大会を支えるボランティアや施設管理者などに、大会への思いを聞く『とこわかへのエール』の3回目は、大会のPR動画を制作している鈴鹿工業高等専門学校動画同好会の皆さんに聞いてみました。
 ―参加のきっかけは
 村上文俊キャプテン 昨年春に鈴鹿市役所の国体担当の方から、「PR動画を作ってほしい」との依頼がありました。普段、ドラマを作ったり演劇公演したりしているので、PR動画に関しては、全くの初心者でしたが「鈴鹿市で行われる競技を一緒に盛り上げたい」と、同好会の思いが一致したので参加することを決めました。
 ―PR活動について教えてください
 若林葵さん 水球競技のPRとして、稲生高校水球部の皆さんにご協力いただき、一眼レフカメラやGoPro(小型カメラ)を使い3日間、撮影しました。普通では見ることのできない水中の映像が撮影できました。その後、編集を行い動画を完成させました。
 ―見どころや工夫した点は
 村上 競技について全く知らない人でも飽きずに見られる動画を意識しました。今回の動画では、選手たちの迫力あるシュートシーンはもちろん、水中やプールの観客席を利用し俯瞰(ふかん)の映像なども駆使し、水球の魅力を存分に伝えられる動画に仕上がっています。
 ―大会への思い入れはありますか
 丹羽登哉副キャプテン 撮影を通じて競技を近くで見ることができ、面白さや迫力を感じられました。PRで撮影していない競技も見てみたいと感じました。動画を見た人にも、この気持ちなってもらって一緒に応援できたらうれしいです。
 ―三重県選手らに応援のエールを
 丹羽 今までの練習の成果を出す舞台であり、自分たちのやっているスポーツを知ってもらうための場でもあるので、コロナに負けず楽しんでプレーしてほしいです。頑張ってください。
     ◇
 同会は9人が在籍。演劇公演の文化祭での発表、短編映画の撮影などの活動に取り組んでいます。

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