四日市市羽津地区出身の兄弟三味線ユニットＫＵＮＩ―ＫＥＮのＫＵＮＩＡＫＩさんとＫＥＮＪＩさんが先月28日、同市文化会館でデビュー20周年記念コンサート『三味線ハイブリッド』を開催。集まった約４００人に息の合った演奏を届けました。
　津軽三味線の伝統曲、『津軽じょんがら節』、昨秋リリースしたニューアルバム『三味線ハイブリッド』からオリジナル曲『カケザン』など13曲を演奏。
　伝統楽器を身近に感じてもらいおうと子どもたちも知っているアニソンから聞きなじみのあるクラシックまでのカバー曲、アンコールで子ども向け制作した『ドリームアドベンチャー』を披露しました。
　ＫＵＮＩＡＫＩさんは「今回のライブで、ようやく20周年が完結できた達成感があります。20周年で予定していた活動が全てでき、内容も伴って、無事終えることができたことがうれしい。三味線ブラザーズバンドとして、20年のキャリアにすがらず、新しい景色を見に行きたい。具体的には初の米国公演を目指したい」。
　ＫＥＮＪＩさんは「地元四日市での開催で、デビューから20年経った今でも、こうして会場まで足を運んでいただいたお客さまには感謝しかありません。またＫＵＮＩ―ＫＥＮのライブが観たいと思ってもらえるように、これからも精進し注目してもらえる活動を続けていきます」と話しました。
写真は２０周年記念ライブを開催したＫＵＮＩ―ＫＥＮ＝提供写真