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2021/01/2321/01/23 イチゴの生産・販売に進出

 水沢のかぶせ茶などを生産する安田製茶(四日市市水沢町)が、イチゴの直売『チャットベリー』を始めました。あきひめなど5品種を栽培し、1パック600円から販売をしています。
 安田長功代表の長男、圭吾さん(30)が始めた新規事業です。圭吾さんは、家業の後継者になろうと小さいころから決めていました。サラリーマンを辞め、農業と向き合う中で「祖父は製茶業、父は花苗部門を増設。自分には何ができるのだろう」と考えました。イチゴ栽培に着眼し、四日市鈴鹿地域農業改良普及センターで指導を受けるなど準備を進めてきました。
 町内に1500平方㍍のハウスを新設し、高設栽培方式を取り入れました。温度や水の管理、日照時間などに気を配り、あきひめ、おいCベリー、やよいひめ、かおりの、よつぼしを大切に育ててきました。
 イチゴ狩りも受け付けています。午前10時30分、午後1時、午後2時30分からの1日3回で、いずれも50分間。感染対策のため各回1組限定となります。完全予約制。
 圭吾さんは「成育はやや遅れ気味ですが、味はいい。おいしくて安全なイチゴを提供していきたい」と話していました。
 定休日は水、木曜。直売は午前10時~午後4時。
 問い合わせはチャットベリー=〓080―7021―5518=へ。(営業時間内のみ対応)

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