瀬戸　瑠優菜（るうな）さん
多度大社

　５世紀後半の雄略天皇時代に社殿が創建されたといわれる同社の巫女（みこ）です。「お越しいただいた皆さまに、心地よく参拝していただけるよう笑顔に心掛けています」
　日本の神道や歴史に興味を持ち、同社に奉職して４年目になります。
　社内外の清掃、祈祷（きとう）、巫女舞、授与所での応対など業務は多岐に。参拝者の応対時や舞の披露時は、特に〝りん〟とした姿勢になるように気を配ります。「御祭神についてよく聞かれるので、もっと神社について勉強しなければと思います」
　余暇に近隣の神社を巡り、勉強することも。あいさつ、所作など、各神社の違いが学びとなっています。「先輩を支え、後輩から頼られる存在になりたい」と話しています。