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2023/12/0923/12/09 兼務はつらいよ③
選手兼任監督奮闘記
バレーボールチームあがたの向井圭子さん
野球界に残る名言「代打、オレッ」―。選手と監督を兼任しながら長年スポーツを楽しんでいる人物の奮闘ぶりを紹介する『選手兼任監督奮闘記 兼務はつらいよ』をお届けします。第3回はバレーボールチームあがたの向井圭子さん(76)=四日市市諏訪栄町=を紹介します。
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兼務にいたった経緯は―
ママさんバレーを続けて46年間がたちました。所属するチームあがたは全員が50歳以上で、私が最高齢ということもあり、5年ほど前から監督を任せていただくようになりました。最近はメンバー内の世代交代を考え、選手よりは監督としての仕事をすることが多くなってきています。
監督、選手としての心構えは―
練習は夜間が中心で時間は少ないのですが、サーブ、レシーブ、アタックなどを磨いています。監督としては試合で1点でも多く取る喜びと楽しさを分かち合えるチームを目指したいと思っています。
選手としてはチームの助っ人として勝利に貢献できるように、常日頃から準備をしています。そのため、けがをしないようにも取り組んでいます。
兼務の面白さやつらさは―
試合では最初の1点をサーブ、レシーブ、アタックで取り、チームの流れを掴んで得点を重ねていくことが面白くて楽しいです。ミスが連続した場面で、タイムを取って良い流れに切り替えられた時がも楽しいです。チームは高齢化のため技術向上を期待するのが難しくなっていますが、失敗した時など、皆で声を出し合って気力でボールをつなげられるようにも心掛けています。
今後の目標は―
選手として若い人への世代交代をしながら監督に専念していきたいと思います。これからもけがなく楽しく、生涯スポーツとして少しでも長く続けていきたいです。
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プロフィル むかいけいこ 1966年から県庁チームで3回、三菱油化で1回、全日本9人制実業団女子選手権などの全国大会に出場。78年から同市ママさんバレーボール連盟に所属し、50歳以上の全国いそじ大会、60歳以上の全国ことぶき大会に1回ずつ出場。2019年から県ママさんバレーボール連盟顧問に就任。