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2023/11/1123/11/11 兼務はつらいよ②

選手兼任監督奮闘記
四日市シニアソフトボールクラブの長谷井剛さん

 野球界に残る名言「代打、オレッ」―。選手と監督を兼任しながら長年スポーツを楽しんでいる人物の奮闘ぶりを紹介する『選手兼任監督奮闘記 兼務はつらいよ』を連載します。第2回は四日市シニアソフトボールクラブの長谷井剛さん(76)=四日市市波木が丘町=を紹介します。
 兼務にいたった経緯は―
 歴代監督が選手と監督を兼務していたことや、若手とベテランのパイプ役になってほしいとの声もあり、兼務しています。58歳以上のシニア、68歳以上ハイシニアチームの監督の任期が2年で、本年改選があり、両カテゴリーの監督もしています。
 監督、選手としての心構えは―
 当然ながら監督業に重点を置き、全国大会の優勝を目指しています。メンバーの高齢化が進んでおり、無理はできませんが、まずは楽しさが一番で体力、技術の低下をしないように練習に取り組んでいます。選手としては皆に要求しているように体力、気力の充実を図り、いつでも試合に出られるように準備をしています
 兼務の面白さやつらさは―
 自分のイメージ通りのゲームができた時面白さを実感しています。選手として出ている時は、作戦を考えながらやっているのでゲームに集中できていないですね。野球経験がなく生涯スポーツとして楽しんでいる選手、勝負にこだわる選手らの気持ちも考えて、試合に取り組んでいます。
 今後の目標は―
 シニア、ハイシニアの全国大会に出場し、シニアで4回目、ハイシニアで3回目の優勝を目指したいです。
    ◇
 プロフィル はせいつよし 右投げ右打ち、内外野手。20代で会社内に発足した野球チームに参加し、30代でソフトボールに転向。1962年、同クラブに入団。2012年、全国シニアで準優勝、15、16年、全国ハイシニアで優勝、19年シニア東海大会での優勝に貢献しています。

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