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2020/11/1420/11/14 地元産酒で地域を元気に
三日市酒つくり委員会
「長く楽しんでほしい」
鈴鹿市三日市の住民12人でつくる三日市酒つくり委員会(山中幹雄代表)が、地元産の米を用いた日本酒『天晴(あっぱ)れ!みっかいち』の製造を通じて、地域の活性化に取り組んでいます。製品化2年目を迎え、メンバーらは「ことしも1等米が収穫できたので、昨年のように皆さんに喜んでもらえると思います」と製品に手応えを感じています。
同委員会は2017年に発足し、地域を盛り上げようと酒造りに取り組み始めました。山中さんが所有する水田で育てた県内産の酒米種『神の穂』を使って、昨年初めて製造しました。
味はすっきりとした口当たりの辛口の仕上げで、醸造は川越町の早川酒造部に依頼。昨年は玄米900㌔から約1200㍑を醸造、ことしは1200㌔から約1600㍑の醸造を予定しています。
2年目に当たり、これまでの活動経緯や地域の歴史、文化を紹介するPR用のパンフレットを新調。飯野神社=同市三日市2=の年越し参りの振る舞い酒の代わりとしてカップタイプも作りました。
山中さんや販売を手掛ける酒工房みっかいち=同市三日市3=の鎌田信次代表は「長く楽しんでいただけるように、きっちりと造り続けていきたい」と話しています。
12月中旬から無ろ過の生酒1・8㍑(税込み2800円)、720㍉㍑(同1500円)、300㍉㍑(同750円)を、2月からは加熱処理済みの純米酒1・8㍑(同2700円)、720㍉㍑(同1400円)、300㍉㍑(同700円)を同みっかいちで販売。6、12本セットもあります。
問059(383)3654同みっかいちへ。